歯科予防のためのシームレスなメインテナンス
こんにちは。
このBlogがお口の中で困っている方の手助けとなれば幸いです。
前回は０~１５歳を対象としたメインテナンスのお話を致しました。
保護者の方々は自分の子供に虫歯を作らせないように、お忙しい時間の中で必死に歯科医院に連れて来て頂き、真剣に我々のアドバイスに耳を傾けて下さります。
しかし、自分のことになると少し気が緩み、１６~４０歳の方々は歯科医院のメインテナンスに通院されなくなる傾向があります。
その理由の一つとして、お口の中の病気のほとんどが慢性疾患だからと考えられます。
つまり痛みなどの症状が非常に少ないことがほとんどです。
その後、慢性疾患が大きくなったり、急性症状にかわってしまうと支障を感じるようになり、再び治療も含めた通院が始まるといった方々が多く見受けられます。
（例：歯肉炎、歯周病、虫歯、歯髄炎（神経まで虫歯が広がった状態）、根尖性歯周炎（根の先の膿）、歯根破折など）
当院に勤務している東京医科歯科大学名誉教授の和泉雄一先生は、気が付かない間にお口の病気が進まないようにこの年齢層の方々にもメインテナンスに通って頂き、シームレス（継ぎ目のない）な歯科医院への通院を推奨しております。
ちゃいるど中野歯科医院では、治療が必要になった方に対して、専門のドクターが様々な患者様に合った治療計画を提案し、治療を行わせて頂きます。
しかし、その様な専門の治療が初めから必要なかったとしたら、ご自身の生まれ持った歯で一生健康的にお食事することができます。それがどれだけ大切で幸せなことか…歯を失った経験をされてからわかることでしょう。
みなさんお忙しく、時間がなかなか作れないとは思いますが、年数回ほどで構いません。
歯を失うその前に、是非お口の健康のためのメインテナンスへ行きましょう。
若歯会
ちゃいるど中野歯科医院、ちゃいるど歯科医院
中野遼太郎
